あて字の名前・読めない名前・奥深い意味がある名前

最近では学校の先生が読めない名前が増えているそうです。

最近というのは、ここ15年くらいの話ですが、これからもそういう名前は増えるのでしょうかね。


読めない名前の例)

・騎士 Knight (ないと・naito)

・光宙     (ぴかちゅう・Pikachu)

・月 Moon (らいと・raito)(るき・ruki)

・光輝  (きらり・kirari)

・手洗  (てぃあら・tiara)

・獅子 lion (れお・reo)

・雷海  (ごろう・goro)

・星来  (せあら・seara)(せいら・seira)(せら・sera)(らら・rara)(てぃあら・tiara)

・希空 (のあ・noa)


海外の人で日本語を学んでいる方は日本の漢字には、音読み、訓読み、当て字がありますので、混乱することが多いでしょう。
月という漢字は、単純に訳すと(Moon)です。
日という漢字は、単純に訳すと(Day)です。
時という漢字は、単純に訳すと(Time)です。

読み方が絡み合うのが日付ですね。
月(tuki gatu getu)日(hi nichi hi bi )時(toki ji )
名前にも使わる漢字ですね。


・日和 (ひより・hiyori)
名前に使うのであれば「ひより」ですが一般的に暖かい日のことを「小春日和(koharubitori)」と日という文字の読み方はbiになります。
日本人の名前って面白いと思います。

最近では海外の方が日本人によく使われている名前をつけたり、日本人が海外で使われているような名前をつけることが多くなってきました。


子供の名前は、誰でも読める名前がいいでしょう。
アニメの登場人物の名前にしても、70歳くらいになって
「ぴかちゅうさん、お元気でしたかぁ。」なんていう会話になると、恥ずかしい思いをするのは、名づけ親ではなく本人ですからね。

時代がそういう名前でも全く珍しくないという時代になれば別ですが。(笑)


日本の漢の当て字は、数え切れないほどたくさんあります。
古代から名前は現在の漢字の読み方ではあてはまらない読み方が多くありました。

動物全般の名前や植物の名前も当て字が多いですね。


向日葵(ひまわり)(Sunflower)

紫陽花(あじさい)(Hydrangea)

無花果(いちじく)(Fig)

不如帰・時鳥・子規(ほととぎす)(a little cuckoo)

金糸雀(かなりや)(Canary)

海豚(いるか)(Dolphin)

海馬(たつのおとしご)(Seahorse 日本漢字直訳ですね。)

きりがないくらい多くの当て字があります。


このように普通にそうとは読めないあて字の漢字にするくらいなら、ひらがなにした方がよいですね。(笑)

奥深い意味がある一応読める名前の例

・一石 (かずし)   一(ドイツ語でアイン)石(ドイツ語てシュタイン)でアインシュタインの意味になります。

他にもあったら教えて下さいね。

親がつけた名前があまりにも奇妙だったり、誤解されるようなものであることによって
いじめや差別を受ける場合は、家庭裁判所にて名前の変更の相談をしてみるのがよいでしょう。
名前の変更が可能ですと言われた場合は、指定された書類を揃えましょう。


(名前の変更をしようとする人が15歳未満の場合は法定代理人が代理して行わなければなりません。)

必要な書類は以下のものです。

•申立書1通
•申立人の戸籍謄本1通

•正当な事情を証する資料

・収入印紙代800円

(事案によっては,このほかの資料の提出をお願いされることがあります。)

↓は裁判所に提出する申立書の記入例です。

http://www.courts.go.jp/saiban/tetuzuki/syosiki/syosiki_01_20.html
名前ってとても大切なものです。
子供に名前をつけてあげる時にはできればですが、本人が書ける文字、また、普通に憶えてもらえるような名前にしてあげたいものです。慎重に考えてあげましょう。